ビッグインタビューズ No.161「出路 雅明」

社員をコントロールするのをやめたら、

カオスの先に“自ら考え自ら動く”エンパワメント経営が実現できた!

ゼロから上場企業にまで成長させた ビジョン佐野社長の“理想”を“現実”にする経営の勘どころ 株式会社ビジョン 代表取締役社長 佐野 健一

 

    株式会社ヒューマンフォーラム

代表取締役会長

出路 雅明氏

 

  • プロフィール

出路 雅明(でみち まさあき)

 

1965年、京都市生まれ

高校生の時にアパレルのお店でアルバイト

28歳の時、京都・河原町で1台の小さなワゴンから古着屋を立ち上げる。

人気ショップとなり、大躍進を遂げるが、成長痛の壁に当たり、倒産寸前のどん底に追い込まれる。

その後「エンパワメント経営」を進め、社員の「自ら考え、動く」社風を築き、社長職を後継者に譲り、見事V字回復。

 

現在では原宿系ストリートカジュアル「スピンズ」

ライフスタイル提案型「mumokuteki」「mumokuteki café 」など人気店を全国展開。

研修施設「ヒューマンフォーラム村」

農業生産法人「株式会社 塞翁が馬」の運営も行う

従業員数は450名を超える。

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社員をコントロールするのをやめたら、

カオスの先に“自ら考え自ら動く”エンパワメント経営が実現できた!

 

ほんとうは支配したい経営者

 

「自分で考えろ!」

「もっと自発的に動け!」

 

経営者なら誰しも、社員に対してそう思ったことはあるはずです。いつもこっちが答えを与えて、指示を出して、、、 ちょっと「自分事」としてやってくれよ、、、

 

スピンズやmumokutekiといったアパレルブランド、ライフスタイルショップを全国展開する、株式会社ヒューマンフォーラムの出路雅明(でみち まさあき)会長もそうでした。

 

しかし、経営が行き詰まったとき、

 

(自分で動けと言いながら、本当は社員を「動かす」ことに満足しているんじゃないか?)

(自分で考えろと言いながら、答えを与えて優越感を抱いているんじゃないか?)

 

そう思いました。そして、見た目には成長している組織も、実際には膨張しているだけで、このままでは崩壊してしまうんじゃないかと恐怖したと言います。

 

やばい、、、 でもどうすれば、、、

 

その時たどり着いたのが、エンパワメント経営。支配をやめる経営でした。

 

破壊と再生の先に

 

出路さんは3年かけて社長を継承することにし、同時に部下を支配・コントロールするのをやめました。その結果どうなったか、、、大混乱(カオス)です。

 

今まですべてを決め、こっちに来いと旗を振っていたリーダーがいなくなった現場からは、ブーイングの嵐。

 

「しっかりしてくれよ」

「どっちに行けばいいんだよ」

 

あげくには辞めるという人も続出する始末。それでも出路さんは方針を変えませんでした。

 

もう後戻りはできない。「自ら考え自ら動く」エンパワメント経営に移行するか、できずに終わるか。それしか道はないと覚悟を決めました。

 

その結果、、、

 

売上がV字回復、さらに

 

低迷していた売上が見事V字回復。さらに、各店舗の社員が自分たちで予算を決め、給料も決め、目標を達成できなければ、自ら減給するほどまでに、責任感を持ち自分事として仕事に取り組んでいました。

 

答えを与えずに考えさせる、自ら動く、それが風土になり、社内の研修も、社員自らが創り上げ、どんどん更新していきます。新規事業案もボトムアップでどんどん出てくる。

 

「まだまだこれからです」

 

と出路さんは笑いますが、まさにエンパワメント経営そのもの。

 

今回、出路さんは支配・コントロールの経営から、エンパワメント経営に至るまでの生々しい貴重な経験を、お話してくださいました。

 

「私と同じように、悩み、苦しみ、同時に社員も苦しめている経営者の力になれれば」という言葉どおり、包み隠さず、エンパワメント経営に移行するまでの苦しさや我慢、教訓的に得た大事なポイントをすべて語ってくれました。

 

下記は、そのほんの一部です。

先の見えない時代の経営

 

ますます激しく変化する社会で、いつまでもトップダウン型の経営ではいけないと、多くの経営者が感じています。でも、どうすればいいのかわからない。急にボトムアップになるわけもない。

 

あなたも昔の出路さんのように、悩み、社員も苦しんでいるのをどうにかしたい。そう思うなら、ぜひ一度出路さんの話を聞いてみてください。

 

支配・コントロールを手放すことで、ひらいた未来がどんなものなのか。それまでに、どういったプロセスと葛藤があるのか。本当に実現できるのか。

 

すべてを本音で赤裸々に語ってくれています。自ら考え自ら動く、エンパワメント経営を目指したいと願うなら、最高のロールモデルになるでしょう。

 

出路 雅明氏のインタビューから学べること

そもそも「エンパワメント経営」とは

成長期になぜ、不安感や不満感を感じたのか

それまでのやり方が通用しなくなってきたのはなぜか

思うようにエンパワメントに移行して行かない原因は

カオス状態になり、何が起きたか

「エンパワメント経営」を進めるためにとても大事な3つのこと

後継者に継承して、まず何が起きたのか

業績が悪くなった時、どうやってそれに耐えたか

そこから驚異のV字回復するまでの経緯

「エンパワメント経営」をあきらめずに求めたわけ

支配・コントロールする経営の行く末はどうなる

先の見えない時代にはどういう価値観の若者が必要か

給与を自分たちで決める仕組みについて

「エンパワメント経営」に必要なガイドラインとは

「心の変容」が起きるためのプログラムとは

「ありのままでいい」と言う本当の意味

現場のスタッフがとても明るいわけ

内発的動機を生むには何が必要か

内発的動機で仕事ができるようになったら何が変わったか

100年ライフの時代に大事な要素とは

出路さんが最も大事にしている生き方とは

 

CDには、特典音声として「24の質問」が収録されています。

DVDには、特典映像として「24の質問」が収録されています。